未来への架け橋 〜創業者・前会長　金丸一幸氏の歩みと展望〜

─ 本日はお時間をいただきありがとうございます。まず、創業に至るまでのご経歴をお聞かせください。

私は昭和18年、旧国鉄 小淵沢駅に勤務したのを皮切りに、戦後は農業に従事し、昭和38年には南新電気株式会社（長野県茅野市）に入社。そして昭和40年、電気工事業を個人にて開業し、本格的にこの道を歩み始めました。
創業当初は何もかも手探りで、道具も資材も不足する中、一つひとつ積み重ねてきた日々でした。多くのお客様、取引先の皆様、そして支えてくれた仲間たちの存在がなければ、今日の発展はあり得なかったと実感しています。
お陰様で平成2年には会長職となり、今現在では現役を退きましたが、会社が次の世代に引き継がれ、今もなお成長を続けていることを心より誇りに思っております。

─ 現在の社員や次世代の経営者に向けてメッセージをお願いします。

●従業員の皆さんへ

お陰様で、カナマルは創業以来60年の歩みを重ねることができました。この長きにわたる歴史を築いてこられたのも、ひとえに共に働いてくださった皆さん、そしてご支援くださったお客様のおかげです。 今、カナマルには新しい世代が加わり、未来へ向けた新たな一歩を踏み出そうとしています。これからの時代を担う皆さんの持つ個性や発想力は、会社にとって何よりも大切な財産です。 仕事は一人では成し遂げられません。互いを思いやり、力を合わせてこそ、大きな成果が生まれます。どうか仲間を尊重し、協力し合いながら、共に成長していってください。

●金丸哲也社長へ

社長は時代の変化を先取りし、社員を思いやり、これからも地域のお客様に信頼される会社であり続けるよう、一つひとつの仕事に全力で取り組んいってください。